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広報あつぎ 第1296号(平成31年2月1日発行)

連載25周年 自然歳時記

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神奈川県厚木市

■イカルチドリ(チドリ科)
イカルチドリは、全長20.5センチと夏鳥のコチドリよりも少し大きい留鳥。生物多様性に配慮した水辺では、鳥、植物、昆虫など生物の豊かさがうかがえる/下川入、善明川の水辺で見つけた。
写真・文/吉田文雄「
ピォ、ピィーユ」。か細い鳴き声がしてイカルチドリが飛んできた。夕暮れ時のこの地からは、夕焼けに染まった大山や丹沢の山々が連なり、こんなに美しい景色があったのかと改めて目を見張る。イカルチドリは少し暗くなった水辺で水生昆虫を探していたが、不意に対岸の小砂利の斜面に飛んで行った。するとどうだろう、今まで目で追っていた鳥の姿が急に見えなくなった。見事な保護色に感心した。
源養寺の掲示板にあった「学ぶ心あれば、生きものみな教師」という言葉を思い出した。イカルチドリは、この地で素晴らしい景色を見ながら多くを写真・文/吉田文雄学び、夏には繁殖することだろう。
※あつぎ郷土博物館で、3月10日に吉田文雄さんの花や野鳥、昆虫などの撮影方法が学べる自然観察教室を開催します(詳細はP9へ)。

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