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広報あつぎ 第1300号(2019年4月1日発行)

ひと まち 元気

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神奈川県厚木市

厚木市長 小林常良

皆さんは、ふるさとの歴史や文化をどれくらいご存じですか。下川入にオープンした「あつぎ郷土博物館」は、市内初の本格的な博物館です。
博物館が建つのは、53年前に廃校となった菁莪(せいが)小学校と、七沢自然ふれあいセンターのような役割を担っていた中央青年の家の跡地です。中津川沿いの自然豊かな文教の地で、厚木が海だった時代から現代までを収蔵資料と共に紹介。江戸時代の水路を再現した展示や昔の道具の体験など、視覚的・感覚的に楽しめる工夫を凝らしました。自然を生かした講座、人形芝居や里神楽といった郷土芸能の展示も好評です。「厚木の盛なる都とことならす」。江戸時代の蘭学者・渡辺崋山(わたなべかざん)は、当時のにぎわいを「江戸と変わらない」と記しました。崋山が驚いたまちや人々の暮らしはどんなものだったのか。まちの歴史をひも解き、多くの皆さんに知っていただく取り組みも試みていきたいと思っています。
生活を営むまち、生まれ育ったまちを知ることは、私たちの郷土愛を育みます。新たな施設からまちの魅力を発信し、後世までつなげていくことで、人と人とが固く結ばれた豊かな地域をつくってまいります。

〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町2-21-11 山竹ビル