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広報あつぎ 第1300号(2019年4月1日発行)

保育現場の人手不足を解消 新たな助成で保育士を応援

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神奈川県厚木市

全国的な課題となっている待機児童の解消には、保育の受け皿の拡大と担い手の確保が欠かせません。市では、新たな人材の確保や離職の防止に向け、4月から県内初の助成制度をスタート。保育士が働きやすく、子育て世帯が子どもを安心して預けられる環境を整えていきます。

働き方の多様化により、保育施設への入所希望者は増えています。市では、待機児童の解消を目指し、保育環境の充実に力を入れています。これまで実施してきた保育士の奨学金返済や転入・復職希望者への助成に加え、4月からは市内の民間保育施設で働く保育士などに対し、県内初となる助成制度を設けました(左欄参照)。

■県内初の特別手当を
新たにスタートする「保育士等応援手当助成金」は、市内の民間保育施設で働く保育士や保健師、看護師に特別手当を給付する制度です。給与とは別に年間6万円の「あつぎ手当」を支給することで、経済的に支援します。勤続年数にかかわらず支払われることに加え、市内だけではなく市外から通う保育士も対象となります。
さらに、新たな人材確保に向け「保育士等雇用サポート事業補助金」も新設。上限75万円を民間保育施設に補助します。施設で働く保育士などに支給した住居手当や資格手当への補てんをはじめ、保育士募集の広告や採用にかかる経費などの一部を助成し、雇用促進につなげます。
「従来の転入奨励や奨学金の返済などの助成制度に加えて、あつぎ手当を組み合わせることで、市内で働きたいという人が増えると思う」と期待を込めるのは、市内で保育園を経営する佐野宏子さん(65)。「人手不足の解消は、保護者の安心や保育士の心のゆとりにもつながるので大変ありがたい」と喜びます。

■安心して預けられる環境に
市ではこの他にも、民間の認可保育所や小規模保育施設の整備に対する補助金を交付。待機児童の解消に向けて取り組みを進めた結果、昨年から受け入れ定員を417人増やすことができました。
保育のニーズが高まる中、今後もサービスをより充実させ、子育て世帯が安心して子どもを預けられる環境づくりを進めていきます。

問合せ:保育課
【電話】225-2768

■保育士を支える新たな取り組み
▽保育士等応援手当助成金(県内初)
市内の認可保育所や小規模保育施設に就労している保育士などに助成金「あつぎ手当」を支給します。
対象:
(1)常勤である
➁4月1日と10月1日に同一の保育施設で就労している
(3)12月支給分の給与支払いが生じる
(4)4月と10月に育児・介護休業中でない
➄保育施設の経営に携わっていない
の全てを満たす保育士、国家戦略特別区域限定保育士、保健師、看護師
助成:年間6万円(12月に支給)

▽保育士等雇用サポート事業補助金
保育施設を運営する法人に、人材を雇用するために必要な経費の一部を助成します。
対象:
(1)保育士などに支給した住居手当や資格手当、特殊業務手当
➁人材募集広告の経費
(3)採用のための人材紹介会社などへの手数料
(4)学生へPRするための大学や短期大学などへの出張経費
補助額:
・認可保育所 上限75万円
・小規模保育施設 上限60万円

問合せ:保育課
【電話】225-2768

〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町2-21-11 山竹ビル