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広報あつぎ 第1306号(2019年7月1日発行)

市民目線で8事業を点検・評価 市民参加型外部評価を実施

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神奈川県厚木市

外部評価は、大学教授や市民の皆さんなどが、市の事業を点検・評価し、改善につなげる取り組みです。評価は公開で実施し、誰でも参加できます。広く皆さんの意見を取り入れ、より良いまちづくりを進めていきます。

あつぎ元気Wave:7/1〜CATVで放送

誰もが住みよいまちをつくるには、市の取り組みに市民の皆さんの意見を反映させていくことが大切です。市民ニーズを的確に把握し、事業の改善に生かすことで、市民サービスの向上につながります。市では、市の事業を経営的な視点や市民の目線で点検し、改善するため2008年に外部評価を開始。これまでに139事業を評価し、皆さんの意見を市の取り組みに反映させてきました。

■誰でも手軽に参加できる
評価をするのは、大学教授や市内企業の従業員、公募市民など6人の評価委員と、無作為に選ばれた60人の市民モニターです。事業の内容や費用対効果、市民の満足度などを、委員と事業を担当する市職員の質疑応答を通じて検証。最後に五つの区分で評価します(下部参照)。
昨年度の評価にモニターとして参加した今野美保さん(31・下荻野)は「自分の生活に関係がなさそうな事業や知らなかった取り組みも、市職員の説明と委員の議論を聞くことで、理解や興味が深まった。まちづくりが身近に感じられ、市の取り組みに関心を持つようになった」と話します。
外部評価は公開で実施するため、委員やモニター以外の方も参加できます。会場での傍聴はもちろん、インターネットでも議論の様子をリアルタイムで配信。パソコンやスマートフォンで気軽に視聴や投票が可能です。参加いただいた皆さんの意見は、参考評価として生かされます。

■結果は市政に反映
結果は、市ホームページや広報あつぎで公開。評価結果を次年度の予算へ反映するなど、事業の見直しに生かしています。17年度に評価の対象となった災害時の避難所運営委員会の事業は「避難訓練などは市内の事例を共有したほうがいい」との意見を受け、新たなマニュアルの作成や避難所の開設訓練などの取り組みを進めました。
市では、これからも市民協働によるまちづくりを進め、市民の皆さんがより快適に暮らしていけるように取り組んでいきます。

■外部評価の仕組み
担当課⇔外部評価委員・市民モニター
(1)事業説明(2)質疑応答(インターネット視聴者・当日参加者 視聴・傍聴→参考評価)

(3)委員による議論

(4)委員・モニターによる評価
五つの区分:
・拡大
・現行どおり
・要改善
・縮小
・廃止
(5)市で評価を検証

(6)最終評価決定

■市の取り組みに目を向けるきっかけに
外部評価委員早稲田大学マニフェスト研究所事務局長 中村健(けん)さん(47)
厚木市の外部評価は、市民モニターやインターネット配信の導入など、市民の皆さんが参加できるのが特徴です。評価への参加に特別な知識はいりません。自分の物差しを持って、点検・評価してください。一人一人が違う考えでも、意見や要望を伝えていく心掛けがまちを良くしていきます。多くの人が外部評価に参加し、市の取り組みに関心を持ってもらえればと思います。

問合せ:行政経営課
【電話】225‒2160

〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町2-21-11 山竹ビル