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広報あつぎ 第1308号(2019年8月1日発行)

中心市街地の浸水被害を軽減 雨水貯留施設をあさひ公園に建設

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神奈川県厚木市

大雨による浸水被害を防ぐために建設を進めてきた、あさひ公園地下の雨水貯留施設が8月末に完成します。来年の1月には、本厚木駅北側の道路地下に雨水貯留管を入れる工事に着手。風水害に強いまちづくりを進めています。

昨年の西日本豪雨や6〜7月に九州を襲った記録的な大雨など、全国で浸水被害が多発しています。市内でも2013年4月に一時間当たり65ミリの大雨が降り、本厚木駅周辺で浸水被害が発生しました。これを受けて市では、中心市街地の浸水シミュレーションなどを実施し、被害を減らすための計画を策定。計画に基づき17年からあさひ公園地下に雨水を一時的にためる施設の建設を進めてきました。
あつぎ元気Wave:8/1〜CATVで放送

■プール40杯分の雨水を貯留
8月末に完成する施設内には、小学校のプール40杯分の雨水をためられます。来年の1月には、本厚木駅北側の道路地下に内径2・4メートル、長さ1130メートルの雨水貯留管の建設を開始。さらに小学校のプール14杯分の雨水を処理できるようになります。これまで想定していた浸水被害は、一時間当たり65ミリの降水量で深さ約50センチ。これらを整備することで10センチ以下に抑えられ、床上浸水を防ぐことができる見込みです。
本厚木駅の周辺に住む岩田照久さん(74・旭町)は「大雨が降ると近くで道路が冠水したり、床上浸水したりしていた。雨が降るたびに心配していたが、施設ができると心強い」と期待を込めます。
大きさ:約1万4800トン(小学校のプール40杯分)の雨水がためられる

■情報収集で備えを万全に
市では、貯留施設などの整備と併せ、家庭での備えも呼び掛けています。洪水や浸水の危険がある区域を自宅で確認できるよう、洪水浸水ハザードマップを昨年全戸に配布(市HPで確認可)。さらに、市内を流れる9河川(相模川・中津川・小鮎川・荻野川・玉川・細田川・恩曽川・善明川・山際川)の水位をリアルタイムで確認できる映像をインターネットで配信しています。今後は、地区ごとの災害時の危険性を記した「地区別防災マップ」を、市民の皆さんと協働で作る取り組みも進めていきます。
災害から身を守るには、施設の整備など市の取り組みと、家庭での備えが欠かせません。発信されている情報を生かし、いざというときの対策や避難経路の確認などをしておきましょう。

問合せ:
下水道施設課【電話】225‒2370(雨水貯留施設)
危機管理課【電話】225‒2190(災害対策)

〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町2-21-11 山竹ビル