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広報あつぎ 第1308号(2019年8月1日発行)

少しの工夫が将来を変える 生活習慣を見直して健康に

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神奈川県厚木市

脳卒中や心臓病などの命に関わる病気の多くは、乱れた生活習慣の積み重ねで引き起こされます。市では、自分に合った対策を助言する保健指導や自分の体を知る健診などで、皆さんの健康づくりを支援しています。

日本人の三大死因である、がん、脳血管疾患、心疾患の多くは、運動不足や栄養の偏りなど、生活習慣の乱れが原因で引き起こされます。特に、内臓脂肪の蓄積と高血圧や高血糖などが組み合わさった状態のメタボリックシンドローム(メタボ)は、脳卒中や心臓病など命に関わる重篤な病気を招きます。県の調査によると、市内のメタボ該当者は17・5%と、県内で4番目に多くなっています。

■生活にちょっとした工夫を
日々の運動不足や食事バランスの崩れ、ストレスなどが原因で陥るメタボを予防するためには、毎日の行動を少しずつ変えることが大切です。エスカレーターやエレベーターではなく階段を使う、いつもの食事に野菜料理を一品加えるなど、簡単な工夫を続けることでも予防につながります。保健師の大塚菜摘さん(30)は「運動も食事も継続が大切。きつい運動や食事制限をいきなり始めるのではなく、自分の体調や生活に合った取り組みを選んで、できることから始めてもらえたら」と呼び掛けます。

■自分の体を知るのが第一歩
自分に合った健康づくりには、体の状態を知ることが欠かせません。体重や血圧を小まめに測るだけでも、体の変化を把握できます。国保に加入している40~74歳の方のメタボを診断する特定健診は、血糖やコレステロールなど、自分では測れない数値が分かる重要な機会。定期的な受診が、病気の早期発見・治療につながります。

■市のサポートを活用して健康に
市では、特定健診の結果に応じて、保健師などが健康や食事のアドバイスをする特定保健指導を実施しています。さらに、体脂肪や骨健康度を測る機器を備えた「健康度見える化コーナー」を保健福祉センター内に整備している他、糖尿病の方を対象にした重症化予防プログラムも実施(下欄参照)。市の支援を活用して、自分に合った健康づくりを始めてみませんか。

問合せ:国保年金課
【電話】225-2125

■今困っていないから大丈夫?将来の自分が苦しまないために
うめぞの内科クリニック 梅園朋也先生(49)
生活習慣病の恐ろしさは、ほとんど自覚症状がないところにあります。血糖値や血圧が高くてもすぐに痛みや不調は出ませんが、気付かないうちにも確実に病気は進行しています。例えば糖尿病は、病気になってから、合併症による視力の低下や手足のしびれなどの症状が出るまでに3~5年かかります。「今は困っていないから」と思わず、早期発見のためにも、健診などで定期的に自分の数値を調べましょう。客観的に自分の状態を知ることが、対策の第一歩になります。
長く続けてきた習慣を変えるのは、誰にとっても難しいものです。将来の自分を苦しめないため、運動不足や偏った食生活などの習慣は早めに見直しましょう。

▽糖尿病重症化予防プログラム
主治医をはじめ看護師や管理栄養士などが日常生活の見直しをサポートします。対象者には、主治医や市から案内します。
対象:国民健康保険または後期高齢者医療保険制度に加入している糖尿病の方

問合せ:国保年金課
【電話】225-2125

■今日から始めよう!健康づくり
▽運動編「ながら運動」で10分多く体を動かそう
・歯磨きしながらかかとの上下運動
・テレビを見ながら体操

▽食事編「プラス意識」で食生活をひと工夫
・「飲み込もう」と思ってからプラス10回かむ
・外食では丼よりもプラス1品付きの定食を選ぶ

▽相談したくなったら?
月3回、保健師や管理栄養士による生活習慣病予防のための個別相談を受け付けています。詳しくは、市HPに掲載。

問合せ:健康づくり課
【電話】225-2201
HP検索:厚木市 生活習慣 相談

〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町2-21-11 山竹ビル