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広報あつぎ 第1310号(2019年9月1日発行)

多くの命を救うために 救急車の正しい利用を

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神奈川県厚木市

近年、軽い症状やけがで救急車を使う人が増え、本当に必要なときにすぐ利用できない事態が起きています。正しい救急車の利用や現場での応急手当ては、尊い命を救います。いざというときの行動を確認しましょう。
あつぎ元気Wave:9/1〜CATVで放送

救急車の出動件数は、年々増加しています。昨年1年間で約1万2500件と、10年前に比べて3000件以上も増えています(下欄参照)。しかし、昨年の搬送者の41・5%はその日のうちに帰宅できた軽症者で、中には少しの発熱やけがなど、緊急性の低い事例もありました。

■本当に必要な119番か確認を
市内では現在、8台の救急車を配備しています。出動要請が重なると遠い署の救急車が現場に向かうことになり、到着に時間がかかる他、台数に限りがあるため対応できない可能性があります。厚木消防署警備第二課救急小隊長の和田保善さん(57)は「傷病者への救命処置は一刻を争う。1秒の遅れが命の行方を左右するため、救急車の適切な利用への理解をお願いしたい」と訴えます。一方で和田さんは「救急車を呼ぶか判断が難しい場合も多い。そんな時は迷わず119番通報してもらえれば」と話します。
市では、医師や保健師などの専門家が24時間体制で電話相談に応じる「あつぎ健康相談ダイヤル24」を開設しています(左欄参照)。「どこの病院に行けばいいか分からない」「軽いけがをした」など、緊急性が低い場合は電話相談を活用してください。

■一人一人の行動が命を救う
119番通報を受けてから救急隊が現場に到着するまでの時間は、市内平均で約8分。この間に、現場に居合わせた人が応急手当てをすることで、救命率は格段に高まります。市内では昨年、市民の方が自動体外式除細動器(AED)を使って3人の命を救い、社会復帰にまでつないでいます。
市では、市民の皆さんに応急手当ての知識や技術を身に付けてもらうため、心肺蘇生法やAEDの使い方などを学ぶ講習会を開催。8月の鮎まつりでは、消防団員が救急車の適正利用を呼び掛けるなど、啓発活動にも力を入れています。9月9日は救急の日。一人でも多くの命を救うため、救急車の適正な使い方と救命への理解を深めましょう。

問合せ:救急救命課
【電話】223‒9365

■こんな時は迷わず119番!!
・呼吸や心臓が停止している
・胸が痛い
・出血がひどい
・意識がない
・けいれんが続く

▽判断に迷ったら あつぎ健康相談ダイヤル24
専門スタッフが24時間年中無休で状況を伺い、健康相談をはじめ、応急手当ての仕方や医療機関の情報などを答えます。
【電話】0120-31(さわやか1番)-4156(よいこころ)

〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町2-21-11 山竹ビル