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広報あつぎ 第1310号(2019年9月1日発行)

自然歳時記

22/24

神奈川県厚木市

■オオスカシバ(スズメガ科)
羽を開くと50~70ミリほどの大きさ。「大透翅」と書き、名前どおり黒い縁取りのある透明な翅はねを持つ。翅の力が強く、ホバリングしながら蜜を吸う昼行性のガ/中荻野のコスモス畑で見つけた。

写真・文/吉田文雄

コスモスの花が咲き始めるとツマグロヒョウモンやアゲハチョウがよく飛び交う。風に揺れる花にしっかりつかまって丁寧に蜜を吸っている。オオスカシバやヒメクロホウジャクも羽を動かし、空中でピタリと静止しながら長い口先を使って蜜を吸っている。
ガは夜に活動すると思われがちだが、オオスカシバなどホウジャクの仲間は昼に活動する。幼虫は、公園などに植栽されているクチナシの葉を食べて育つ。
子どもたちがハチドリみたいと言っていたが、漢字でホウジャクは蜂雀と書き、蜜を吸う姿はハチドリを思わせる。こんなに美しく素早く飛翔(ひしょう)する昆虫をぜひ見てほしい。

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