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広報あつぎ 第1311号(2019年9月15日発行)

あつぎ郷土博物館連動企画 學藝員のススメ第3回

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神奈川県厚木市

博物館の学芸員が、あれこれを語り倒すコーナー。

■供出半鐘、76年ぶり厚木の地に 山岡裕子
太平洋戦争時の金属類回収令で依知地区の山際中平から供出された半鐘が、76年ぶりに厚木に帰ってきました。
この半鐘は、1943年に当時の依知村役場に集められた写真が残っています。溶かされて武器などの原料になることを免れ、静岡県富士市の鉄工所に保管されていました。今年、所蔵者から「元あった地域の博物館に寄贈したい」との連絡があり、7月19日に博物館へとやってきました。
戦時中、日本全国の鐘の9割が失われたといわれ、返却されることはまれです。博物館では、この鐘を10月1日まで展示します。幸運にも生き延びた「戦争を語る生き証人」を、ぜひご覧ください。

・半鐘は高さ約50センチで、重さは25キログラムほど。火事などを知らせる役割を担っていた

半鐘は10月1日まで常設展示コーナーに設置。9月21日からは第3回企画展「木とくらし・ヤマの木、サトの木、鎮守の木」も開始

問合せ:あつぎ郷土博物館
【電話】225-2515

〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町2-21-11 山竹ビル