ユーザー登録
文字サイズ

広報あつぎ 第1312号(2019年10月1日発行)

みんなの力で魅力あふれるまちに 進む地方創生

7/26

神奈川県厚木市

地方創生は、将来見込まれる人口減少などに対応する取り組みです。市では、市内の若者を中心に推進プロジェクトを設置。人口動向に影響の大きい20歳代の定住促進に向け、市を多くの人に知ってもらうための魅力発信に力を入れています。
少子高齢化により見込まれる人口減少は、厚木市も例外ではありません。市では、将来の人口規模と目指す方向性を示した「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を2016年に策定。出生率の上昇、定住促進、雇用の創出の3項目で数値目標を定め、達成に向けて取り組んでいます(下部参照)。

■まち・ひと・しごと創生総合戦略
人口ビジョンで定める目標人口の実現に向けた取り組みを規定。数値目標や基本目標、具体的な施策を盛り込んでいます。
※現状値→目標値

▽数値目標
合計特殊出生率1.28(13年)→1.42(20年)
定住促進20歳代の転出超過数:187人(14年)→90人(19年)
雇用の創出事業所数:9994事業所(14年)→1万500事業所(19年)
就業者数:15万242人(14年)→15万7800人(19年)

■若者の視点でまちをPR
地方創生推進プロジェクトは、総合戦略が対象にしている20歳代を中心に市の魅力を伝えることが主な役割です。メンバーは、市内の企業や団体、大学、行政などから選ばれた10~40歳代で構成。対象に近い世代の視点から意見を出し合っています。
これまで、若者が集まる音楽ライブで市の特産品や伝統芸能を紹介した他、市内の観光地を巡る婚活ツアーを開催。さらに市内で働く若手社員が大学生にまちの魅力や働きやすさを紹介する講座も開きました。一方で、普段誰もが目にしている身近な何げないまちの魅力のPRが課題となっていました。

■SNSで魅力を発信・共有
課題の解決に向けプロジェクトが目を付けたのが、SNSによる情報発信です。国内のSNS利用者は7千500万人を超え、若者の間では新聞やテレビに代わる重要な情報源となっています。今年7月、大学生メンバーを中心に、SNSを使った魅力発信事業を開始。多くの人が厚木の情報を集め、発信し、共有できるよう、SNSで使えるハッシュタグ「#niceatsugi」を考案し、ステッカーにして市内店舗に配布するなどの取り組みを進めています(本紙6面参照)。プロジェクト副実行委員長の松永政樹さん(19)は「SNSでの発信はもちろん、市民一人一人が身近にある魅力に目を向け、『厚木ってやっぱり良い所』と感じ、共有し合うきっかけになれば」と期待を込めます。

■みんなが誇れるまちに
市では、子育て施策の充実や災害対応力の強化、地域包括ケア社会の実現など、誰もが住みたいと思えるまちづくりを進めています。厚木市を知らなかった人にも目を向けてもらうためには、効果的な情報発信が欠かせません。これからも活力あるまちで在り続けるために、プロジェクトや市民の皆さんと連携し、厚木の魅力を多くの人に届けていきます。

問合せ:企画政策課
【電話】225-2450

■「ナイスなあつぎ」を詰め込んだPR動画「ATSUGI」が完成
厚木の魅力を国内外に発信するプロモーションビデオを作成しました。
公開日:10月1日~
公開場所:
・市HP(あつぎ映像ライブラリー)
・厚木市広報課公式インスタグラム
詳しくはHP検索:あつぎのえいぞう

問合せ:広報課
【電話】225-2040

■小さな「ナイス」を大きな「魅力」に
地方創生推進プロジェクト実行委員長 高田幸治さん(44)
人口が減るという現実を、どれだけの人が危機意識を持って受け止めているでしょうか。経済などに及ぼす影響も少なくありません。こうした状況を打開するためには、将来の厚木を支える若い世代の力が、どうしても必要となってきます。
若い世代にどうしたら「住みたい」「訪れたい」と感じてもらえるか、プロジェクトでは何度も議論を重ねてきました。厚木には魅力がたくさんあります。これをPRしない手はありません。市民全員がまちの未来を担う発信者であり、当事者です。少しでも「良いな」と感じたことがあれば、どんどん表に出してみてください。あなたの小さな「ナイス」が誰かにとっての大きな「魅力」になるかもしれません。

〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町2-21-11 山竹ビル