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広報あつぎ 第1321号(2020年2月15日発行)

あつぎ郷土博物館連動企画 學藝員のススメ第8回

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神奈川県厚木市

博物館の学芸員が、あれこれを語り倒すコーナー。

自然の息遣いを感じて 佐藤誠三
2月22日から特別展示「あつぎの花咲く植物の世界」が始まります。展示では、実物大の草花の模型を設置。今回はその中から、スミレ類を紹介します。
スミレ類は、春に花を咲かせる野草で、全国で約60種類、県内には約25種類が分布しています。ハートや卵型の葉に、白や紫の花びらなど、道端に小さくかれんに咲き誇る姿が印象的な花です。小さな命を後世につなぐため、独特の匂いを放ち花粉を運ぶハチを呼び寄せ、卵を産むチョウには葉の食卓を提供します。スミレと昆虫は次の子孫を残すために、お互いが強い依存関係を築いているのです。こうした自然が織りなす物語を、展示で感じてもらえたらうれしいです。
特別展示は3月22日まで。ぜひ見学にお越しください。

特別展示「あつぎの花咲く植物の世界〜神奈川県植物誌2018の成果をひもとく〜」は2月22日~3月22日に開催。

問合せ:あつぎ郷土博物館
【電話】225-2515

〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町2-21-11 山竹ビル